「SNS型投資詐欺」と「ロマンス詐欺」が急増し、特殊詐欺の被害を初めて超えたことがわかった。
警察庁によると、2023年の1年間に確認された被害は、SNSを使った投資詐欺が2271件、恋愛感情を悪用する「ロマンス詐欺」が1575件にのぼった。
2つの被害は、あわせて455億円余りで、特殊詐欺の被害額を初めて超えた。
ロマンス詐欺の被害者は女性がやや多く、被害額は平均で1000万円以上だった。
「SNS型投資詐欺」では、投資家・著名学者・芸能人などを名乗って近づく手口が多く、新NISAや連日の株高など投資熱が高まっていることが背景にあるとみられている。
警察庁は、SNS事業者と連携して注意を呼びかけている。
FNNプライムオンライン
